朝の通勤電車の中。私は座席に座っていた。乗り換える駅の一つ前の駅まで来た。あと５分ほどで次の乗換の駅に到着する。電車が走り出す。ほんの一瞬、目を閉じた。そして再び目を開けた瞬間、電車もまた再び走りだした。えっ？これは？まさか？またやってしまった！これで乗り越したのは３度目だ。
次の駅で引き返さねば。快速電車、次に停まるのは３駅先、7分後だ。乗り換えの階段からは、この車両は３両ほど離れている。少しでも早く乗り換えができるように、走行中に車両内を移動する。通路で繋がっていない車両を挟むため、２両分しか移動できない。１車両分を残しドアの前で待機する。次の駅に着いた。さっそく戻りの電車がホームに入って来た。
このタイミングなら間に合うと思ったが、電車が停止しているにもかかわらず、ドアがなかなか開かない。何をやっているんだ！早く開けてくれ！やっとドアが開いた。ホームに降りた瞬間、隣のホームめがけてダッシュした。
階段まで約20ｍ、下り階段を一段飛ばしで駆け下り、１列しかない登りのエスカレーターには人が乗っていたので、隣の階段を駆け上がる。ホームに到着した時、まだ電車のドアは開いていた！が次の瞬間、無情にもドアが閉った！残念！間一髪間に合わなかった！
到着した電車のドアがあと１秒早く開いていたら間に合っていた。まあ、駆け込み乗車をしなくて良かったと言えばよかったのかも知れないが。これで、１勝２敗だな。まあ、次の電車でもギリギリ会社には間に合うのだが。しかし、何で乗り越すかなーっ。一瞬目を閉じただけなのに寝込んでしまっていた。疲れてるんだろなきっと。
(関連記事：登り階段で・・・、乗り越し１ 、乗り越し２）
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