朝の通勤風景 アイマスクをして眠るサラリーマン 3

通勤・仕事

(写真出典:jujutsukaisen.jp(直接関係ありませんがアイマスクと言うことで使わせてもらいました。))
朝の電車通勤。いつもの駅で快速電車に乗り換える。早朝だと言うのに席はほぼ満席。アイマスクをした中年のサラリーマンの右隣にの席が空いているのを見つけた。マスクを着けて眠るサラリーマンを見かけたのは、これで3回目だ(それぞれ別人)。

アイマスクに耳栓、長袖のワイシャツの袖を肘の上までまくり上げ、紺色のネクタイを締めている。ヒザの上には厚みが20cm以上もある大きなカバンを乗せている。出張だろうか? 私は、そのサラリーマンの隣に腰かけた。

しばらくすると、そのサラリーマンはアイマスクを上にずらした。電車の窓の外をうかがい、電車が停車した駅を確認している。そして、またアイマスクをかけて眠り出した。このサラリーマンが目的の駅を乗り越してしまわない事を祈るばかりだ。

しばらくして、そのサラリーマンは突然腕時計をいじり出した。そして、アイマスクを外し、停車した駅で降りて行った。なるほど、腕時計のアラームをセットしておいたのか。でも、腕時計のバイブレーションだけで確実に起きられるのだろうか? 私にはまったく起きられる自信はない。

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