Windows 11 初期設定「dynabook」の実施手順

パソコン

Windows 11 初期設定(初回セットアップ)「dynabook 」の実施手順(実体験版)

【はじめに】

2022年(令和4年)1月1日(土)に調子の悪くなった2016年3月購入のパソコンの買い替えで、dynabook ノートPC を購入しました。前回PC購入の際は、スタートアップ等の設定をPCを買ったお店に依頼して3万円程かかりました。

この時は、10年は使うつもりでいたのですが、今回お店で確認すると、PCのOSやソフトのサポート期間が数年であることや製品の性能、仕様の向上等の理由で数年で買い替えるのが主流とのこと。であれば、毎回PCを買い換える度にお店に依頼していては、お金がかかって大変です。

勉強も兼ねて自分で設定をすることにしました。以下は、実際にdynabook Windows 11 Home 、Office 2021 搭載パソコンを自分で初回セットアップした実体験を書いた記事です。これから dynabook 等のセットアップに挑戦しようと考えている、あまりパソコンに詳しくない方の少しでも参考になればと思い記事を書きました。

数年後にまた私がパソコンを買い替える時の備忘録でもあります。長い記事になってしまいましたが、目次を見て必要な所だけ参考にして頂ければ良いと思います。

初期設定(スタートアップ)をする(スイッチを入れる)前の準備

初期設定(スタートアップ)をするには、まず電源を入れるのだが。電源スイッチを入れると初期設定が始まってしまうので、その前に準備しておかなければならない事が3つある。

パソコンを電源につなぐ(バッテリーは、前もって充電しておく)

パソコンの初期設定(スタートアップ) は、パソコンに電源コードとACアダプターをつなぎ、電源をつないだ状態で行う。念のため事前に(電源コードとACアダプターをパソコンにつなぎ)、バッテリーの充電をしておく。

ネットワーク環境(有線LANまたは無線LAN)の準備

また、パソコンの 初期設定(スタートアップ) には、ネットワークへの接続が必須なので、電源スイッチを入れる前に、Wi-Hi接続環境を準備(Wi-Hiルーター等をスタンバイ)してしておく。

Microsoft アカウント(メールアドレス)とパスワードの確認・準備

マイクロソフトのアカウント(メールアドレス)とパスワードがあれば、Windows 11と Office 2021 両方のユーザー登録ができる。私の場合は、今使っているFMV LIFEBOOK で使っているマイクロソフトのアカウントがあるのでそれを使用した。(Microsoft.com のアカウントに事前にログインし、アカウントが有効かどうか確認した。その際、不備(パスワードの再設定、Telの登録)の修正等を実施した。)


(Microsoft のアカウント(及びパスワード)がない人は、初期設定中に取得できる。)
パソコンの初期設定をする(電源スイッチを入れる)前には最低限、この3つの準備が必要だ。

初期設定(初回セットアップ)の実施

(セットアップ解説の出典:dynabook スタートアップガイド)
dynabook のスタートアップガイドによると。セットアップは、約30〜60分かかる。そして、ネットワークへの接続が必須。よって、電源スイッチを入れる前に、Wi-Hi接続環境を準備(Wi-Hiルーター等をスタンバイ)してしておく。そして、Wi-Hiルーター等の「接続するワイヤレスネットワーク名(SSID)」とその「パスワード(セキュリティキー)」を準備(確認)しておく。そして、いよいよ電源スイッチを入れる。

スイッチをいれると。「しばらくお待ち下さい」の表示がでる。30秒ほど待つと、「国または地域はこれでよろしいですか?」の表示がでた。と、同時に音声案内の音が聞こえて来た。とりあえずボリュームを20にして続行した。

国、キーボードの設定

国の指定:最初にお住まいの地域を選択する画面が表示される。(「国または地域はこれでよろしいですか?」の表示)「日本」が選択されている事を確認し、「はい」をクリックする。

キーボードの指定:次に(「これは正しいキーボードレイアウトまたは入力方式ですか?」の表示)「Microsoft IME」が表示されているのを確認し「はい」をクリックする。

2つ目のキーボードレイアウト:次に(「2つ目のキーボードレイアウトを追加しますか?」の表示)必要ないので「スキップ」をクリックする。

ネットワークへの接続とアップデート

ネットワークへの接続:次にネットワークの接続を設定する。(「ネットワークに接続しましょう」の表示)表示されるSSIDの一覧から「接続するワイヤレスネットワーク名(SSID)」をクリックし、(パソコンのスイッチを入れた時に)「自動的に接続」にチェックを付けて「接続」をクリックする。

すると、「ネットワークセキュリティキーの入力」ができるようになるので、ルーターのアクセスキーを入力し、(この時テンキーで入力できなかったので、キーボードの上にある数字のキーを使用した。)「次へ」をクリックする。

アップデート:「アップデートを確認していますので、しばらくお待ちください。」の表示がでるのでそれに従う(1〜2分)。時間がかかっても決して電源を切ったりしない。Windows が正常に起動しなくなる可能性がある。

ライセンス契約の内容確認とMicrosoft アカウントへのサインイン

ライセンス契約の内容の確認:ライセンス契約の内容を最後まで確認し、「同意」をクリックする。

「デバイスに名前をつけましょう」の表示が出てきた。考えておいたデバイス名を入力して「次へ」をクリックする。(後から変更できる)

Microsoft アカウント を追加します。(「Microsoft アカウントを追加しよう」の表示) 既に持っているマイクロソフトアカウントを使用する場合は、(サインインに)アカウントのメールアドレスを入力する。「(アカウントを持っていない場合は、「作成」をクリックするとアカウントを作成できる。

その後は画面の指示に従って操作を進める。)入力したら「次へ」をクリックし、次の画面(「Microsoft アカウントを追加しましょう」の表示)で(パスワードの入力に)アカウントのパスワードを入力し、「サインイン」をクリックする。

(Windows Hello、顔認証、指紋認証の画面が表示された場合は「今はスキップ」をクリックする。)

その他、PINの作成、プライバシーの設定、ウイルスソフトの設定等

(「PINを作成します」の表示)PIN(このPCを使う時の暗証場号)を作成する画面が表示されたら、「PIN の作成」をクリックする。

(「PINのセットアップ」の表示)パソコンへのサインインの時にパスワードの代用として使用するPINコードを設定する。「新しいPIN」と「PINの確認」に、同じPIN(4桁以上の数字)を入力し「OK」をクリックする。

(「では、始めましょう!」画面が表示された場合は、別のパソコンで使用していたアプリを復元するかどうかを選択して、「次へ」をクリックする。)

パソコンのプライバシーに関する設定:(「デバイスプライバシー設定の選択」の表示)各項目を確認し、必要に応じて設定を変更する。完了後は、「同意」をクリックする。

エクスペリエンスのカスタマイズの画面が表示された場合は、「スキップ」をクリックする。

「ファイルのバックアップを行わない」など、One Drive を使用しない方法を選択し、(何も選択ぜずに)「次へ」をクリックする。

(「Office がデバイスに付属しています」の表示)「OK」をクリックする。

(「100作品以上の高品質のPCゲームをPC用Xbox Pass でプレイしましょう」の表示)後でする場合の「今はしない」を選択する。

(「情報提供・サービスのご案内」の表示)内容を確認して「次へ」をクリックする。


(「ウイルスバスタークラウド」90日版が利用可能との説明が書いてあったが。私の場合、「ノートン360」を使用しているので、使用許諾契約「ウイルスバスタークラウド」の同意のチェックを外して「次へ」を押した。
(よって、チィエックをいれた場合画面がどうなるかは、分からない説明書によると以下のとおり。「ウイルスバスター使用許諾契約書とプライバシーポリシー」をクリックし、内容を確認して、「次へ」を2回クリックする。
「ウイルスバスター クラウドTM」は約1時間後に自動起動する。)

そのまま電源を切らずに、しばらく待つ(2〜3分)。デスクトップ画面が表示され、初期設定が完了した。

参考:(この画面は出なかった。→・アップデートを確認後、新しいバージョンをインストールする画面が表示される場合がある。この作業は時間がかかるがパソコンの電源は切らずに待つ。準備が整ったら、パソコンが再起動する。)


参考:ロック画面(中央に大きく日時が表示されている状態)が表示された場合は、「ENTER」キーを押しPINを入力する。

※ アプリの設定画面などが表示された場合は、必要に応じて設定を行う。

その他の設定等

その他の設定 ウイルスチェック、デバイスの回復のキーを確認(デバイス暗号化対象モデルのみ)、お客様登録の手続きについては省略。(これらについては、まだ未実施、実際に実施した際は、この記事に追記する予定)

Windows Update

「スタート」ボタンをクリックする。→「設定」をクリックする。→「Windows Update」をクリックする。→「更新プログラムのチェック」、「今すぐインストール」、「今すぐダウンロード」など、青いボタンが表示されている場合はクリックする(数分で終了)。→最後に「今すぐ再起動する」が表示されたら、「今すぐ再起動する」をクリックする。

従量制課金接続の設定の確認

私の場合、「今すぐインストール」まで来ると、従量制課金接続の設定の確認をするようにとの表示が出てボタンのクリックができなくなた。私の場合Wi-Hi接続でDATA量無制限なので、この確認の方法を「dynabook あんしんサポート」に電話で問い合わせた。

従量制課金接続の設定の確認(設定):デスクトップ画面の「スタート」→「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Hi」→接続している「ルータープロパティ」→重量課金接続を「オフ」にする(自分で使用しているWi-Hiが重量課金接続でない場合)。

Microsoft Edge の初期設定(Windows Office 2021)

(「Microsoft Edge へようこそ。Windows で快適に作動するプラウザです。」の表示)この画面では、Microsoft アカウント(メールアドレス)を使用して同期を有効にするのと、プラウザからの閲覧データの最新の状態を維持の2か所にチェックをいれるところがあるが、ネットで調べると連携しておいた方が便利らいいので、2か所チェックを入れて。「確認して続ける」をクリックした。(これだけでMicrosoft Edge の初期設定は終了)

参考:この設定の時にバックグラウンドで動くEdge のプロセスの説明の表示が出てきた。ネットで調べたが必要性を感じない。Edgeを終了しているにもかかわらずバックグラウンドで動くプロセス?とりあえず止めておくことにした。(操作出典:Microsoft コミュニティ

停止方法:Microsoft Edgeのアドレスバーに edge://settings/system と入力しEnterキーを押しシステム設定を開く。または、Edge 右上の「・・・」(設定)→「システムとパフォーマンス」→で、以下の2つの設定をオフにする。① スタートアップ ブーストを「オフ」 ② Microsoft Edge が終了してもバックグラウンド アプリの実行を続行する を「オフ」 

なお、Edge のホームページ設定については、参考になる情報がたくさんWeb上にあるが、参考に一つリンクを貼っておく「Edge   のホームページ設定(起動時のページ)を変更する」:LINK

後から分かったのだが、Edge の設定だけでは「Office 2021 の登録」は終わらない。その後で World、Excel、Power point のどれかを立ち上げると Microsoft アカウントのログインを求められるのでそこで、そこでログインして初めて 「Office 2021 の登録」が終了する。

リカバリーメディアの作成

パソコンの調子が悪くなりWindows が起動しなくなった場合、パソコン購入時の状態に復元させるために、リカバリーメディアが必要になる。リカバリーメディアは、あらかじめ自分で作成しておかなければならない。

リカバリーメディアの作成方法は、dynabookの場合「パソコンで見るマニュアル」の「準備編」を参照して作成する。このマニュアルには dynabook にインストールしてあるリカバリーメディア作成ソフト「リカバリーメディアクリエーター」によるリカバリーメディアの作成方法が書いてある。

「リカバリーメディアクリエータ」を起動して設定(作成するバックアップメディアの種類を指定するだけ)を行い「作成」ボタンをクリックすれば、後はソフトの指示によりリカバリーメディア(自分で用意した別売32GBリカバリーメディア作成用USB)をUSBに差し込むだけで、リカバリーメディアが完成する。作成時間(「作成」ボタンをクリック後30〜40分)

お客さま登録 等

「スタート」をクリックすると、「dynabook お客様登録」のアイコンがある。このアイコンをクリックしてお客様登録(COCORO MEMBERS)をする。今後5年間のサポートを受けるには登録する必要がある。簡単にできると思っていいたのだが、入力項目も多く手続きもめんどうで結構てまどった。

デバイス暗号キーの回復キーを確認する。:dynabook.com で対象機種を確認したが、対象となるのは、Windows 11 Pro 搭載のパソコンらしい。私のパソコンは、Windows 11 Home 搭載機種なので対象外。(そもそも何のことかよくわからない。)

最後に、メールソフトの OutLook に Microsoft アカウントのメールアドレスを登録し(Microsofto からの通知を受けられるようにしておく)、他にも、メールアドレスがあれば登録しておく。(ここで、メールアドレスの登録で失敗談があります、ぜひご参考にどうぞ!→記事「dynabook お客様登録(COCORO MEMBERS)の落とし穴」)

「OutLook」のアイコンを → 「ファイル」→ 「アカウントの追加」とクリックし、入力画面で「メールアドレス」を入力し「接続」をクリックするだけで自動的にメール設定が完了する。(上手くできない場合は手動で設定するらしい。)

後は、いままで使っていたファイル等の移動、ウイルスソフトのインストール、ワイヤレスマウス等の接続、プリンター等への接続、デスクトップやEdge等の検索エンジンのカスタマイズがあるが、それらは各人の設定に任せたいと思う。

パソコンの買い替えは、ホントに一苦労だ。パソコンなど無い生活を送りたいものだが ネット社会なので そうもいかない。最後に不要になったパソコンは売れこそしないが、壊れていなければ家電量販店で、引き取ってくれるとのこと(要確認)。パソコンを捨てるにもお金がかかるので、これは助かる。

(関連記事:dynabook 購入液晶保護フィルムを貼る初期設定の事前準備、初期設定手順(予習):dynabookLAVIEDell PC


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