高い致死率のマダニ感染症、関東初確認 (産経新聞 2021.7.3)

日々の出来事

(ニュース引用:THE SANKEI NEWS 2021.7.3)

ちょっと古いニュースだがネットで、標記のニュースを見つけた。ダニは目に見えないくらい小さいイメージがあるが、マダニの成虫は小豆大ほどもある。実は私は、仙台転勤時にマダニに食われたことがある。

もう10年以上も前、東日本大震災前の話だ。秋保温泉の先、登山口の近くに二口温泉があった。仙台から日帰りで入りに行った。登山者が下山した際に入って帰る温泉でもある。翌日、右膝の後ろ側に見慣れない白くて丸い小豆大のものが、忽然と現れた。毛(足だった)?も生えている。即、皮膚科を受診した。

私「なんか?できもの出来た見たいなんですけど?」、Dr.「これマダニです!大きいですね!」、私「なんとかしてください。」、Dr.「マダニは皮膚に頭から突っ込むとセメント質を出して固まって自分でも抜け出せなくなるんですよ、間抜けですね!」、私「へっ?で、どうするんですか?」、Dr.「標本とらせて下さい!」、私「へっ?標本?治療は??」

Dr.はマダニの体の2倍くらいの私の肉をマダニごと切り取った!2針縫った。Dr.「マダニは危険なウイルスを持ってたりするので、多めに切り取っておきました。いい標本が取れました。」とのこと。治療じゃなくて標本取りか?膝の裏側に2針縫った痕が今でもくっきりと残っている。あとからホルマリン漬けの標本も見せてくれた。私の肉片の方がダニより2倍は大きかった。

マダニは山奥にいる。どうやら下山した登山客の服に付いていたマダニが温泉の脱衣所で私の服に移ったらしい。登山者は服を着る際は必ずバサッ!バサッ!と払ってから着る物らしい。私は、当然そんなことは知らなかったし、しなかった。先日、このニュースを見つけて今更ながら、この事かーと思い出した。結構危なかったんだなー。

(最近は、登山やキャンプ がブームだ。その反面、遭難(道に迷ったり)、滑落、すずめ蜂、マムシ、マダニ等による事故・ケガ・病気も増えている。カミさんは登山やキャンプはNG、理由は虫が出るからとか。山も結構危ないので十分な注意が必要だ。)

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