「西寺」(羅城門西側に東寺と対峙して造営された官寺)を訪ねて

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せっかく関西圏に単身赴任をしているのだから、転勤族の数少ないメリットの観光をしない手はない。前回は平安京の表玄関「羅城門」(羅城門遺址)を訪ねたが、今回はその更に西側500mほどのところにある西寺(史跡西寺跡)を訪ねた。

西寺は、平安京への遷都から間もない延暦15年(796)頃から平安京の入り口にあたる羅城門の西側に東側の東寺(教王護国寺)と対象に造営された官寺である。嵯峨天皇の時(823年)東寺は空海、西寺は守敏(しゅびん)に下賜(かし:与える)されたとされる。

金堂、講堂を中心として南大門、中門、五重塔、僧坊、食堂などの建物が立ち並び、国家の寺として隆盛を誇っていた。しかし、西寺は東寺に比べ早くから衰え、天福元年(1233)には塔も焼失し、以後は再興されることなく地中に埋もれてしまった。(出典:史跡西寺跡案内板抜粋、Wikipedia)

西寺は、当時講堂があった場所を中心とした一部が「史跡西寺跡」(公園)として残されているのみである。その周囲には住宅や学校等が立ち並んでいる。羅城門同様 1,200年の時の流れを感じずにはいられない。(関連記事 羅城門東寺1

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