2022 秋 Peach で行く格安札幌2泊3日の旅(総まとめ)

日々の出来事

【はじめに】
この記事は、2022秋に私が Pesch(LCC)の格安旅券で札幌に二泊三日で行って来た貧乏旅行の「まとめ」記事です。ただ単に関西空港→千歳空港片道運賃2,500円の旅券で旅がしたかっただけの旅行でしたが、旧友との再会も果たすことができました。また、私が暮らしていたころとは違う札幌とも出会うことができました。おかげさまで、来年も行くことになりそうです。

記載は時系列順になっています。長い記事(15投稿分)ですので目次から興味のある所だけのぞいてもらえれば良いかと思います。それでは、ゆっくりしていってね。

Peach(LCC)のキャンペーン格安航空券で札幌へ飛ぶ!

Peach のキャンペーンで格安航空券(往路のみ)を Get した。関西空港→千歳空港2,500円。これに復路の運賃(10,620円)、往復の座席や荷物、手数料、消費税等の料金が加わる。関空ー千歳空港間の航空運賃は〆て15,830円、JALやANAの正規の片道料金の半分にも満たない。

今回の2泊3日の札幌旅行のご予算は、各空港までの電車・バス代等、2泊の宿泊代、旅行間の食事代、お土産代等を含め〆て合計約3万円ほど。私が関西から東京に帰省する際のご予算くらいだ。

キャンペーン価格の航空券は、さすがに週末の便やいい時間帯のものはない。帰りの便も利便性より料金優先で取ったので二泊三日とは言っても行きと帰りはほぼ移動だけで終わってしまう。実質的には2泊1日の札幌旅行になる。

もともと目的があっての旅ではない。北海道転勤時代の友人の顔でも見て来るつもりだ。札幌に行くのも数年ぶり、街並みもだいぶ変わっているだろう。この時期、札幌の最低気温は10℃を切る。暖かい恰好をして行こう。

初めての Peach(LCC)関西空港→新千歳空港

今回、初めて Peach(LCC)航空の関西空港→新千歳空港便を利用する。JR関西空港駅を下車し、改札を出て右手の道路を超えた先にある第2ターミナルビル行きの無料2連リムジンバスに乗車する。バスは時間帯にもよるが数分おきに出ている。

搭乗受付は出発時刻の90分前から30分前まで、第2ターミナルビルエントランスにある受付機に携帯のPeach航空を予約したQRコードを読み取らせるだけだ。

荷物を預け、手荷物検査を受けて待合室に移動。JALやANAと変わらない(当たり前か?)私の乗る便は30分ほど出発が遅れた(17:10出発)。出発の10分前ほどから搭乗開始。約2時間ほどのフライトで新千歳空港に到着した。

私は、左側の窓側の席を取ったが。ちょうど夕日が沈んだころに出発。たそがれの関空、大阪湾、淡路島を眺めながら高度を上げ、京都、琵琶湖、福井、金沢、富山の夜景を眺めることができた。

その後は日本海上空を飛行、真っ暗でなにも見えないが、イカ釣り船の明かりなのか海上をいくつもの灯がつているのが見えた。この夜景を見れただけでも今回の旅行に来た甲斐があった。

プラットホテルケイキュウ サッポロスカイ に宿泊する。

(写真出典:plat-hostel-keikyu.com

千歳空港に着いたのは19時半近くだった。19:55発の札幌行きのバスに乗った。今日の宿泊はプラットホテルケイキュウ サッポロスカイ (plat hostel keikyu sapporo sky)、すすきの交差点まで徒歩5分の好立地だ。

今までに利用したことはないが、とにかく値段で選んだ。1泊あたり1,750円、2泊で3,500円だ。ホテルだと思って予約したのだが、よく見ると hostel と書いてある。ホステルって?何だ?

旅行日までに取り消せばいいと気安く予約を入れたが、格安料金の代わりにキャンセルが効かないプランだった。まあ、話の種に今回はここに泊まってみる。

すすきの駅から徒歩5分の好立地。この値段で何かないほうがおかしい。チェックインすると、ひと部屋の中に2段ベットが3つ設置された6人部屋(ドミトリールーム)。まるでカプセルホテルのようだ。今日は私を含め3人の宿泊客がいるようだ。

宿泊してみると、何と私以外の宿泊客2人は昨夜戻って来なかった。要するに私一人の貸し切り状態。静かでよく寝れた。そして2泊目も同様、私の貸し切り状態。めっちゃいいじゃんこのホステル(今回に限り?最高でした)!。

超久しぶりに元行き付けのスープカレー木多朗本店に行く

(木多朗:kitaro-curry.com

私が入社して始めて配属されたのは、札幌だった。その頃はルートセールスの仕事をしており、毎週決まった得意先周りをしていた。その得意先の近くにスープカリーの「木多朗」があった。

当時私の昼食は外食。決まった店はなく色々な店に入ってみた。木多朗に入りカレーを頼むとスープカレーが出てきた。東京出身の私からすれば珍しいカレーだ。チキンカレーを注文して見る。これがまた、ことのほか旨い。以来、次の転勤まで毎週「木多朗」で昼食を取ることになる。

「木多朗」は札幌のスープカレーブーム(2000年代)以前から開業している老舗だ。転勤後何度か訪れたが、定休日は日曜第2土曜 連休。営業時間は土曜日11:30~14:00(L.O.13:30) ※売り切れ次第終了。営業時間内にたどり着けても満員で入れない。

土日と連休絡みしか北海道に来れない道外在住の私にとっては今の仕事を続けている限り木多朗(本店)のカレーを食べるのは至難の業だ。

今回、超久しぶりに懐かしいカレーを食べて社長にも挨拶できた。社長は私のことは全く覚えていなかったが人気カレー店の社長、当然のことだ。また、札幌に来たときには、木多朗に寄るつもりだ。

札幌散策 すすきの→狸小路→二条市場へ

昼飯もとったし、夕方に旧友と会うまでの間、久しぶりに札幌の街を散策することにした。まずは、「すすきの交差点」、懐かしいブラックニッカの看板を眺める。そこから、「かに将軍」のビルの前まで行くと右隣りに「かに家」があった。次に札幌に出てきた時はかにでも食べたいものだ。

次に、北上し「狸小路」に向かう。狸小路を二条市場に向かって歩いていると「銀座ライオン」の前で朝焼肉定食の看板を発見した。最安値の朝定牛カルビは税込み500円。焼肉で1コインなんて見たことない。明日の朝飯はこれで決まりだ。

狸小路の東側のはずれには二条市場がある。「二条市場」ものぞいてい見ると。かにがずいぶん並んでいる。花咲ガニ、ズワイガニ、毛がに、どれも高価だ。秋サケも並んでいる。1匹7~8,000円。どれもこれも結構いい値段だ。

二条市場でお土産を買うとすると何がいいか? ホタテの貝柱なんかいいような気もするが、それでも結構お高い。自分用に買って帰りたい気もするが、やっぱり我慢することにした。見て回っていると、「ほたての燻油漬」なるものを見つけた。6個入って500円。うーん?これくらいなら買って帰れるか?

札幌散策 時計台にクラーク博士と新渡戸稲造を見る、師弟だったんですね。

二条市場を後にし札幌時計台に向かう。札幌在住時、時計台には何度も来ているが外側だけ見てそれで終わり、中には一度も入ったことがない。今日は、時計台の中に初めて入って見ることにした。入場料は200円、入りやすい料金だ。

1階は各種の展示物が展示されているのをざっと見て回った。そこにはクラーク博士の写真も展示してあった。「少年よ大志を抱け!」のクラーク博士だ。なんでもこの時計台で校長先生をしていたらしい。二階は講堂のようだ。

クラーク博士って時計台にいたのか? 羊ヶ丘いるのだとばかり思っていた。アメリカのマサチューセッツ州からやって来て1年間教壇に上がった。その教え子には旧五千円札(1984年から2007年まで)の新渡戸稲造もいたそうだ。この学校を卒業した生徒たちは札幌の発展の礎を築いた。

過去に数年間も札幌で勤務していたのに、こんなことも知らなかったのか? 今回、時計台に入って見て本当によかった。もし入っていならなかったら一生クラーク博士は、羊ヶ丘に立っているおじさんだとばかり思っているところだった。(良かった良かった)

札幌散策 旧道庁(銀杏並木)、札幌駅、六花亭本店

時計台を後にし、札幌駅に向かう。旧道庁前のイチョウ並木まで来た。イチョウ並木も紅葉しかかっている。残念なことに旧道庁は修復工事中のようだ、養生がかかっている。もう、ここまで来れば札幌駅は目の前だ。

札幌駅を右手に六花亭札幌本店に向かう。こんなところに六花亭の本店ってあったっけ? 調べると2015年(平成27年)に札幌市に「六花亭札幌本店ビル」が開業したらしい。私の札幌在勤時はまだなかったようだ。

中に入って見る。なんともおしゃれじゃありませんか。儲かってるんだな六花亭。私にとって六花亭と言えばホワイトチョコレート。初めて北海道に来て、初めてホワイトチョコレートを食べて、ホワイトチョコレートが好きになった。

でも、ホワイトチョコレートなら何でも好きなわけじゃない。六花亭のホワイトチョコレートが私は好きだ。だから、お土産は六花亭のホワイトチョコレートにしようと思う。そして、こうして六花亭本店を観光がてら訪れたのである。

10年ぶり? 旧友とJR札幌駅で再会し近況報告をする。

今日は、旧友 J.M. と再開する。待ち合わせは18:00 JR札幌駅南口のオブジェの前。JR札幌駅は友人の通勤経路の途中の駅だ。友人は今日は早番、17:00に仕事を終え18:00 にはJR札幌にたどり着ける。

18:00ちょうどに J.M. と予定どおり再開した。とりあえず「根室花まる(人気のお寿司屋さん)」に向かうが、金曜日の夕飯時。JR札幌駅ビル店はあきらめ、少し離れた大同生命ビル店に足を運ぶが満員で入れない。しかたなく、近くの居酒屋に入った。

まあ、夕食の内容は二の次だ。まずは、お互いの近況報告、年をとった以外は何も変わっていない。話の内容はとりとめのない物ばかりだが、なんだかそれも心地よい。友人は明日も仕事だ、話も尽きないが20時には話を切り上げた。

次に札幌に来れるのは、早くてまた来年の今頃か?うっかりしていると数年などあっと言う間に過ぎてしまう。友人が言った。「次(私が札幌に出て)来た時は、もっとみんなで集まろう。」 お互いの再会を誓いあい居酒屋を後にした。

札幌散策 大通り公園テレビ塔のイルミネーションを見る。

旧友 J.M. との再会を果たし、今夜はホステルに帰って寝るだけだ。ホステルまで約1.5km、徒歩20分ほどの距離。札幌駅からすすきの駅まで通じている地下道を南下する。5分も歩かないうちに大通り公園(地下)まで来た。

大通り公園の地下道を西に進みテレビ塔の一町手前(4丁目)で地上にでた。目の前に綺麗にイルミネーションで飾られたテレビ塔があらわれた。テレビ塔を見上げる。うん、なかなか綺麗じゃないか、昼間見るより綺麗だ。

テレビ塔のイルミネーションの設置点灯開始は2006年から。イルミネーションには「LED」が使用されている。確かに、私が札幌在住時には無かった(LEDもなかった)風景だ。

毎年、年末に行われている大通り公園のホワイトイルミネーションがまた見たくなった。あとは、すすきののネオン街でも眺めながら帰ることにする。明日は、千歳空港で旧友 二人(M.H. & T.M.) とお茶して帰るだけだ。

札幌散策 朝の焼肉 朝定牛カルビ税込500円を食べる。

早いものだ、札幌に来て3日目、あとは空港で旧友とお茶して帰るだけだ。朝起きてシャワーを浴び、0930にホステルをチェックアウトした。そのまま寄り道しながら狸小路やまごや(ライオン?)に向かいブランチに朝定牛カルビを食べる。店に着くと席を準備するまで少々お待ちくださいとのこと。

このお店が午前10時からだと思い込んでいたが、午前9時からやっていたのか。本当に朝から焼肉だな。席の準備が出来、地下1階に案内される。わっ!ほぼ満席だ。あーっ、この値段なら分かる気がする。私もそれで来たのだから。

とりあえず、一番お安い朝定牛カルビ500円税込を注文する。内容は写真のとおり。そして炭火だ。朝食だからそんなに量はいらない。これで十分。焼肉は5枚、キムチも付いている。おかずはこれで十分。定食は旨かった。かーっ、ビール飲みてーっ!

周りの客を見渡せば、定食だけでなくガンガン焼肉を注文し、ビールも飲んでいる。そーなりますよねーっ、私もそうしたい。朝定は安いけど、これで儲けているわけですねーっ、お店は。ここはグッと我慢して朝定食だけで店をでた。(エライ?)

JR札幌駅に向かう途中で北菓楼に寄り道しピスコットを食べる。

新千歳空港に向かう途中、すすきのから地下鉄を使わずJR札幌駅まで徒歩で散策した。途中に「北菓楼」を見つけ中に入って見た。おしゃれな外観におしゃれな店内。そして、おしゃれなスイーツ。

なんかシュークリームが美味しそうだ。でも、他の物も食べたい。でも全部食べる分けにもいかない。せいぜい一つか。店員さんに聞いて見た。私「何か一つお勧めのスイーツありますか?」、店員さん「私はピスコットが好きです。もちもちしていて美味しいですよ。」

ピスコットに決めた。店内のベンチに腰を下ろしていただく。なにやら、ちぎって中のカスタードクリームを付けて食べるらしいが手が汚れそうなのでかじることにした。

実食!:確かにモッチモチの生地だ。カスタードクリームが口の中に広がる。新食感のシュークリームだ。しかも、なんか結構量がある。おなかにたまる。菓子パンを食べているようだ。これ飯の代わりになるな。うん、おいしかった。ごちそうさまでした。

10年以上ぶり? 旧友二人と新千歳空港で再会を果たす。

今日、新千歳空港で15:00時に待ち合わせ旧友 二人(M.H. & T.M.)に会う。二人とも10年以上は会っていない。千歳空港には早めに着いて、Peach航空の搭乗口等を確認する。国内線の中では最も国際線寄りの搭乗口。それでも5分もあれば3階のレストラン街から来れる距離だ。

15:00時になった。は新千歳空港も広い、3階のレストラン街で待ち合わすも3階へ通じるエスカレーターは3ヶ所もある。それでも携帯で連絡を取り合い合流に成功。最寄りの喫茶店に入る。

旧友との再会を果たすも、お互いに年をとったこと以外は何も変わってはいない。お互いの近況報告を報告しあう。いろいろあった事とは思うが、お互い無事でなによりだ。

とりとめの無いはなしをしているうちに出発の時間が近づいた。次に私が札幌に来る時はもっと他の友人にも声をかけようと言う事になった。なかなかみんなで集まる口実もないようだ。再会を誓い合い千歳空港を後にした。

札幌旅行 旧友から [SNOW]CHEES をお土産にもらう。

(写真出典:snowcheese.jp

今回の札幌旅行で旧友の T.M. から新千歳空港からの帰り際にお土産をもらった。[SNOW]CHEESE:CREAM & EDAM と [SNOW]CHEESE:SNOW WHITE CHEESE 。このチーズケーキは今札幌で大人気のチーズケーキで札幌大丸でしか買えない。

そして、朝8時半には並ばないと開店10:00時から30分で売り切れてしまう現在札幌で最も手に入りにくいお菓子だ。その友人は私のために今朝8時半から開店前の札幌大丸デパートに並んで買って来てくれたとのこと。

いくら久しぶりだからと言って、そんなに気を使ってくれなくてもいいのに。こうして、空港まで会いに来てくれたことだけでもう十分なのに。いやーっ、もう申し訳なさでいっぱいだった。そして、自分一人で食べてしまうのも、もったいない気もした。

関西の社宅に帰宅後、カミさんをはじめとする家族や大切な知人におすそ分けで郵送させてもらった。もちろん私もいただいた。どちらもおしゃれでおいしお菓子だった。なによりも友人の気持ちがこもっている。

復路 Peach(LCC)新千歳空港 → 関西空港 ナイトフライト

復路も Peach(LCC)航空の新千歳空港→関西空港便を利用する。友人に見送られ16時30分には手荷物検査を終え待合室に到着していたが、出発時間が1時間近く遅れ新千歳空港を飛び立ったのは18時30分近くだった。

復路はすっかり日が沈んでからのナイトフライト。席は左側窓側の席を取ってある。機内サービスでスマホと連携したフライトマップを見ることができて、フライト中の飛行機の位置が地図上で分かる。天候は晴れ。帰りも夜景を楽しもうとずっと窓の外を眺めていた。

残念ながら帰路では、都市の近郊の上空を飛ぶこと無く、ほとんど日本海上を飛んでいるだけだった。遠くにかすかに都市らしき明かりが見えたのみ。復路では夜景が楽しめない事がわかった。次に乗る時は日中のフライトだな、日中なら東北や北陸の海岸線が見えるはずだ。

関西空港に到着したのはもう21時近くだった。関西空港から社宅までは2時間以上かかる。自宅に到着するのは23時過ぎだ。社宅まで帰ることを考えれば、関空には18時前には到着しておきたいところだ。次はやはり日中のフライトにする。

札幌旅行の終わりに「かま栄」のかまぼこ を味わう。

今回の札幌旅行で旧友の T.M. から新千歳空港からの帰り際に[SNOW]CHEESE に加えて、さらに「かま栄」のかまぼこをお土産にもらった。札幌って、かまぼこ有名だったろうか?あまり聞いた事がないが?

関西に帰宅して、かまぼこの包みを開けて見る。見た目はキツネ色のさつま揚げのように見える。ググって見ると、左からチーズマヨ(226円)、パンロール(226円)、チーズちくわ(172円)らしい。

それぞれ2個ずつ入っていた。大きさがけっこうデカい。賞味期限は販売当日を含めて3日間。今日、明日で食べてしまわなければならない。こりゃあ、飯の代わりになるな。

そして、まずはチーズちくわを電子レンジで少しだけあたためてから、ひとかじりして見る。うわっ?なんだこりゃ?うまっ!! パンロールとチーズマヨも更にメッチャ旨い!うまっくてびっくりすることなどめったにない!ありがとう T. M. !

このブログをご覧いただき、ありがとうございます。今日も、いい日でありますように!

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