たまには、読んだ本の要約・抜粋を投稿して見ます。
出典:世界の名将決定的名言 PHP文庫2009.5.22初版 松村 劭監修 を読んで(要約・抜粋)
戦いに勝つための名言集だ。戦いに勝つために必要な事は二つ。一つは「経験則」もう一つは「得意技」。あらゆる分野で「得意技なき者に戦術なし、戦術なき者は戦略立たず」といえる。得意技は一つ持てば十分であり、その得意技を磨くための名言だ。
人間は、二タイプに分類できる。・ ゼロサム型:敗北を恐れず、「勝利か敗北か」の生き方をする。・ 非ゼロサム型:敗北を嫌って「妥協と調整」に生きる。前者は平時にトラブルメーカーになるが、戦時の勝者となり得る。後者は平時に便利な人材だが、戦時には役立たない。
この二つのタイプの人間は水と油のように折り合わない。けれど、互いに冷遇し合えば、互いに衰退・滅亡するばかりだ。戦いに勝つには、自分と異なるタイプの人間と如何に力を合わせられるかが鍵となる。つまり、人を上手に使うための名言。
この名言集は、第1章〜第13章まである。それぞれの状況に応じた名言が記されている。全182集と多岐にわたるので、これらを踏まえ、まずは誰にでも必要な基本中の基本、第1章 打開する・耐える言葉(名言)の中から一つだけ紹介する。
米内光政(第37代内閣総理大臣1940年)の名言
「人間は、いついかなる場合でも、めぐり合った境遇を最も意義たらしめることが大切だ。」
自分の戦術(得意技)を持って、他者と力を合わせ、これを実践して行く。これこそが、戦いに勝つための第一歩(心構え)だ。
(関連記事:決定的名言2)
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