2021秋ドラマ「スナック キズツキ」 を見終えて

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TV-TOKYO 2021.10.8〜 金曜深夜 00:12 「スナック キズツキ」主演 原田 知世 第1話 成海 璃子 原作 益田 ミリ先生の同名コミックの連続ドラマ化 「傷ついた者しかたどりつけないスナックが都会の路地裏にあるらしい」癒し系のドラマだ。 (写真出典・解説引用 tv-tokyo.co.jp)   

誰かに騙された訳じゃない。誰かに裏切られた訳でもない。泣きたいほどひどい目に合った訳ではないけれど、ほんのささいな出来事に心が傷つく事がある。何でも無いような顔をしたやり過ごしても少しづつストレスは溜まって行く。まるで箪笥の裏の綿ぼこりみたいに。こんなナレーションで始まるこのドラマ。 傷ついた者しかたどりつけないスナック 「キズツキ」、この店のママは、トウコ(原田知世)さん。そして、最終回のヒロインは、このトウコさん

(JK:吉柳咲良さん):「将来の夢ってあったんですか?」
(トウコさん):「あったよ。夢って、かなっただけじゃダメなの。離れないように背にくくり付けて、歩き続けなきゃなんない。漫画家だったの。 もうずーと前の話。」(スナックを始める前、トウコさんは漫画家を続けることをあきらめていた。)
(こぐま屋:浜野謙太 さん):「歌いませんか?カラオケ。」そして、ごぐま屋さんとトウコさんが歌い出す。

誰かに騙された訳じゃない。誰かに裏切られた訳でもない。泣きたいほどひどい目に合った訳ではないけれど、ほんのささいな出来事に心が傷つく事がある。軽く受け流した何でもないような顔をして夜布団に入って目をつぶって思い浮かぶ今日の出来事、あんな事やこんな事ずっと心に刺さってる。悲しい、悔しい、しんどい、もやもや、尾を引きずって眠れない。

そんな時は思い出して街の何処かの小さなスナック、路地を進んでずっと奥、キツツキの絵が目印さ、あなたの話を聞くために、きっと今夜も営業中。朝がくるけれど心の傷はまだ心に残ってる、それでもまた一日が始まるのさ、昨日の傷に蓋をして、それなのにまた傷ついて、(生きて行くの大変だよね。)、心がチクチクすることばかり。

そんな時は思い出して 街の何処かの小さなスナック、路地を進んでずっと奥、キツツキの絵が目印さ、あなたの話を聞くために、きっと今夜も営業中。 街の何処かの小さなスナック、路地を進んでずっと奥、キツツキの絵が目印さ、あなたの話を聞くために、きっと今夜も営業中。

生きて行くのは大変だから、誰しも毎日傷ついてばかりだ。誰かにその話を聞いてもらうだけで、少しはその傷も癒えるのかもしれない。そんなドラマだった。(うーん、トウコさんに話を聞いてもらえるなら、私も「スナック キズツツ」にたどり着きたいな。)

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