「そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本」を読んで(要約・感想)

健康管理

(写真出典:books.rakuten.co.jp)
出典:そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本 著者:東京アルコール医療総合センター・センター長 垣渕 洋一 2022.12.20 第1刷 青春出版社

最近、疲れが取れない。原因は多岐にわたるのだろう。心当たりがあるものだけでも、睡眠不足、栄養不足、運動不足、仕事(ストレス)、酒、外食(生活習慣)等々。酒も疲れが抜けない原因の一つかも知れない。そう思いこの本を手にした。

本の概要:本書は、お酒をやめようかと考え始めた方からアル中(アルコール依存症)からの再生を果たそうとする方(まだ、命のある方)までを対象とした、禁酒・断酒(せめて減酒)しましょうと言う内容。また、その方法の書かれた本だ。それは、この本が、お酒を飲む人は最終的にアル中にまで移行する危険性が極めて高いと言う結論に基づいてい書かれた本だからだ。

本書の結論(要約):お酒は、決して違法薬物にも劣らない極めて危険な(非常に高い依存性のある)薬物であり、100害あって1利なし禁酒・断酒するのがお酒をたしなむ人が今からでも決して遅くないベストな選択である。(ただし、最低限のお酒の害の範囲内での飲酒を否定するものではない。一日一杯までならそれほど害にもならないらしい。でも、飲みだしたら一杯で済ませられますか???むりでしょ!)

また、疲労回復に関する酒(アルコール)の弊害であるが、アルコールは睡眠の質を下げ、疲労回復の妨げになる。確かに、飲酒した翌日は、GARMIN(スマートウォッチ) の Body Battery の回復が極端に悪くなるのだ(私の実測の経験上)。確かに疲労回復のためには、酒を飲んでいる場合ではなさそうだ。

私の感想:「酒は百薬の長」では、なかったでしたっけ? ググって見ると「適量のはどんな良薬よりも効果がある」とおを賛美した意味(ことわざ辞典)と出て来た。私も、それを何気に信じて今までお酒を飲み続けて来ては、飲み過ぎ等で失敗して来た一人なのだが・・・

何と!実はこの「酒は百薬の長」と言う言葉は、酒税を国民から取るために酒を国民に普及させるための新の皇帝(中国)が考えた、ただのキャッチコピーだった!(格言・金言ではない)と言う。本書で紹介されているエピソードだ。私は、それを知り衝撃を受けた。私は何十年間と言う間この言葉にだまされ続けて来たことだろうか?

いまさら手遅れの様な気もするが幸いにもまだアル中にはなっていない(つもり)。だし、まだこうして生きている。遅ればせながらまだ引き返せる(はず)。急には無理かも知れないが、やめる方向で行動しなければ(もうやめます!と言い切れないところが既に依存症か??)。

この本は、まさに色々な理由で「そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本」である。この本を手に取った方の背中を力強く押してくれるに違いない。注意点として、そろそろ、お酒やめようかなと思っていない方は、読まない方が幸せかも知れない。いや、どなたでも一度はこの本を手にして、お酒の危険性を十分理解した上で今後のお酒との付き合い方を検討されることをお勧めする。

(関連記事:OPVALU 梅酒サワーテイスト ノンアルコールを飲む。 )

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